社会福祉法人

境港市社会福祉協議会

　

　50の手習いで油絵教室に通い25年。四季を通じて花を中心に風景を描いてきました。日々散歩していると各家の庭先に彩りの美しい花々に出会い、花を育てるようにキャンバスに絵の具を幾重にも重ね、作品を描きました。
　同じ頃より陶芸を始めた朋友も様々な土、釉薬、技法を駆使し、日常使いの作品を作っています。趣味を通じてお互いに励まし合い、視野も広がり楽しむことが出来ました。周りの方の勧めもあり、二人展となりました。（足立久美子）

　　トールペイントとは、木や布などさまざまな素材に絵を描くクラフトです。ヨーロッパの伝統的な装飾技法がベースで、アクリル絵具や油絵具を使用します。色の合わせ方、描き方ひとつで作品は全く違った物になるのも魅力です。
　古い家具等に少し模様や絵を描き足すだけで見違えるほど素敵なものに生まれ変わり、代々受け継ぐこともできます。

　福祉センター陶芸班は、諸先輩たちから引き継いで活動してまいりましたが、この度の出展をもって終えることになりました。駐車場の一角にある陶芸室にて、やきものの好きな仲間たちと共に活動させていただいた時間は、本当に楽しく良い思い出です。
　これからは、焼き上がった自作のやきもので日々の暮らしを楽しみたいと思っています。長い間、お世話になりました。

　バードカービングは鳥を捕獲するためのおとりとしてリアルに表現した彫刻で、日本には1979年に「野鳥彫刻」として紹介されました。工具は切り出しナイフと彫刻刀で作ることができますが、細部を表現するのに電動工具や焼きゴテを使用します。彩色にはアクリル絵具を使います。水性なので乾燥
が早く、油絵具ほど退色しません。作品を見て「剝製と見間違える」との感想もありました。ぜひ、小鳥たちに会いに来てください。